糖質制限ダイエット

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余分な体脂肪は糖質から出来る!!
糖質の摂取を抑えた「糖質制限ダイエット」のメリットは下記です。

・カロリーを気にせずダイエットできる
・肉や魚をお腹いっぱい食べられる
・空腹感を感じにくいのでストレスが少ない
・ムリなく痩せられる
・肥満/生活習慣病の予防

タンパク質、脂肪は体の中で分解されてアミノ酸等になり、糖にはなりませんが、炭水化物は、ブドウ糖になり、血糖を増やします。血糖が増えると膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは血糖をエネルギーに代えて細胞に送り、余った血糖を体脂肪として蓄えます。

糖質制限ダイエットでは、カロリー制限ではなく、なるべく糖質が少ない物を食べて、炭水化物、砂糖を極力減らし、タンパク質や脂肪、野菜などを中心とした食生活に代える事で、脂肪からケトン体という糖質を身体の中で生成させることで、体脂肪の減少が望めるダイエット法です。

<糖質が少ないもの>
肉、魚、バター、チーズ、生クリーム、油、豆腐、卵、ナッツ、野菜全般 等

<中くらいのもの>
牛乳、無糖ヨーグルト、スイカ、みかん、りんご、タマネギ、レンコン、小豆、等

<糖質が多いもの>
米、小麦粉等の穀物、芋類、砂糖、栗、バナナ、柿、トウモロコシ、かぼちゃ、アイスクリーム 等

※果物に含まれる糖質は、主に肝臓で代謝されますが、果糖はブドウ糖とは違う代謝経路を通るため、果糖を摂取してもブドウ糖のようにインスリンを必要とせず、速く代謝されます。血糖値もあまり上昇しない事が分かっています。ビタミンやミネラルも多く含まれるので、適度に食べる分には普通のお菓子を食べるよりもおすすめです。(過度に取ると中性脂肪になりやすいので気をつけて!)

ただ、ダイエットだからと言って糖質をまったく摂らないというのは逆に体にマイナスの影響を及ぼします。糖質は体のエネルギー源になると同時に体の熱を作っているので、その熱の元が体からなくなるということは体が慢性的に冷えるということです。

実際、糖質制限を始めてから体が冷えるようになったと言う女性は多く、慢性的な冷えを強く感じる人ほど、食事量を減らしたり運動量を増やしたりしても体重が一向に減らないという傾向があります。

これは、体が冷えているため代謝が落ちていることが大きな要因です。特に女性は男性に比べ筋肉量が少なく身体が冷えやすい傾向にあります。糖質制限ダイエットが男性向きと言われているのはこの筋肉差での冷えが一因です。

また、糖質を制限することで必要なエネルギーを確保できないので、体は、糖質よりも大きいエネルギー量である脂肪を体にたくさん溜めようと、食べたものをいつも以上にたくさん脂肪に変えてしまいます。

これが、極端な糖質制限を続けると体重が落ちなくなる理由です。
さらには、体が冷えることで生理サイクルが乱れたり止まってしまう人もいます。生理サイクルが乱れると代謝機能が落ちるので太りやすくなってしまいます。

ですので、ダイエット目的での糖質制限は、適度に取り入れるのが正解です。

食べ過ぎた翌日は3食のうち2食は糖質制限するとか、1日外出する日は体をよく動かすので糖質をしっかり摂るけど、デスクワークや自宅で休日を過ごすなど活動量が少ない日は主食やお菓子を控えるなど、ケースバイケースで糖質制限を取り入れると、体のバランスを崩さずに代謝の良い体作りができます。

糖質制限を始めて体が冷えるようになった、という人は少しずつ糖質の摂取を戻していきましょう。ただし、お菓子などではなく、ご飯を。ご飯であれば脂質も含まないのでパンや麺類に比べて太る心配はありません。

適量は、1食で女性用茶碗に軽く盛る程度です。
芋類、かぼちゃ、お菓子を多く食べた日はご飯の量をいつもより減らすなどして帳尻を合わせましょう。そして、体の冷えを改善するために、運動や半身浴、岩盤浴などで代謝も上げていきましょう。


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