今から5ヶ月前の9月、入院中の息子を励ますために、ほんっっっっとうに素敵な絵本を書いてくれたレウォン君（9才)。息子も私も涙ボロボロしながら読みました。辛い時はこの絵本見て頑張ろうって思い直したり、元気をもらいました。我が家の宝物です!!　アイキャッチ画像は今回の新作の巻末メッセージ。

 

レウォン君はコガチーのスタッフ”ポランさん”の次男で、絵が大好きで探究心溢れるとても賢い少年です。以前にも紹介したコガチーの漫画を書いてくれたり、お祭りの時の飲むチーズケーキのポスターを書いてくれたりしましたが、退院祝いにまた絵本を書いてきてくれました!!

そんなバイタリティ溢れるレウォン君、実は去年からオリジナルの元素記号のカルタを作っています。楽しく遊びながら元素記号も覚えられちゃうと言う、シンプルで可愛くてすごいカルタなんですよ。探究学舎さんの協力のもと、クラウドファンディングで商品化を目指しています。もうデザインも出来上がってサンプルが届くのですが、実物見るのが楽しみです!!

そのプロジェクトを実際のところ、どうやって現実的に進めていっていいのかとお母さんと一緒に相談に来てくれたので、クラウドファンディングの事は私ほとんどわからないので探究学舎さんにお任せして(^^;　販路開拓とかブランディングのような事なら少しくらいはアドバイスできるかもと色々と話していました。と言うか面白くて色々と口出してました。（笑)

YouTubeチャンネルとSNSのアカウント作ったりした方がいいだろう。それには流石に小学4年生一人では難しいですもんね。息子もしばらく暇だし、誰かから頼られてこれやってーお願い!!って言われるのが向いてる方の人なので、そのくらいならお手伝い出来ますよとパートナー誕生!!　カルタだけでなく、将来こんなこともやりたい等、夢のある話にとってもワクワクして楽しかったです。こう言う時ってアドレナリン（今はエピネフリンっていうのかな)でますね!!

レウォン君と息子は不思議と色々と繋がるところがあり、前世で一緒に戦ってたとか、兄弟だったとかあるかもね（笑)なんて話してました。二人とも名前に「元」が入ってるし。元素の「元」!!　おおぉぉぉーーーーー!!

やっぱりね、私いつも思うのですが、今日もまた思った事。

幾つになっても人から必要とされることは必要だと思うのです。
子供が大きくなって手が掛からなくなったお母さんが空の巣症候群で生きる気力を無くしてしまったり、定年退職したお父さんがボケてしまったり鬱になってしまったり、忙しいさなかにいる時は「自分の時間が欲しい!自分のこと色々やりたい!!」って思ってたりするんですけど、実際役目が終わってしまうと自分の価値を見失ってしまうのか。

「癒す人は人を癒すことで自分も癒されている」

と言うのを前に本で読んで、ものすごく納得しました。
興味のある方はこちら〜「野の医者は笑う」東畑開人 (著)〜心理学系の本ですが面白いです。

「情けは人の為ならず」と言うのと同じですね。自分が人の為にと思ってしている事も、実は自分が満足する為にしている事なんですよね。自覚していない場合も、人からもらう「ありがとう」に自分の存在価値を認めてもらえるんです。今回、レウォン君のお手伝いさせてもらえることで、息子も一緒に商品化出来た時の喜びを目の前で見れたり、自分がすこしでも役に立ったと言う経験はこれからの人生にとてつもない影響を与えてくれるんだと思います。

今回の絵本でも、レウォン君は息子が喜んでくれたことがレウォン君にとっても嬉しいことになると思うので、お互いに心の栄養もらえたのかな♫

図らずも、レウォン君が今日持ってきてくれた絵本の1ページには、、、

そう言えば、、、、ってこのページまた見て皆で「うわーーーっ♫」ってなりました。予言していた!!!

このTシャツは、探究学舎の授業の時に息子が着ていて、それをレウォン君が覚えていたので、入院中に書いてくれた絵本にも出てくるんです。

これが、病気がよくなりこう変わります。Tシャツの文字に注目。

このTシャツの文字も実は段階的に、
「本当はよくわかってません」
↓
「まだ、よくわかっていません」
↓
「少し、よくわかってきました」
↓
「めっちゃ楽しくなってきました」
と変化しているんです。
そして、この絵本は「にじ　作詞:新沢としひこ・作曲:中川ひろたか」という曲の歌詞を元に描かれていて、それを聴きながら見る仕様でした。もう本当に涙で絵本が濡れちゃうんじゃないかってくらいでした。本当によく考えたなぁ。レウォン君すごいよ君は。

そうそう!!この飲むチーズケーキですが、お待たせしました!! 3月15日より小金井本店で販売開始です!! お楽しみに〜!!