
ではまず「体に良いと思われている」砂糖、甘味料についてです。
白砂糖よりも体にいいお砂糖と勘違いされているのが「三温糖」。
三温糖というのは、白砂糖やグラニュー糖を取った残りの蜜をさらに煮詰めてカラメル化したものです。カラメルは、色づけの為の食品添加物としても売られていますが、体内で尿素系の化学物質を作り出し、運動機能・学習機能の低下、運動意欲・学習意欲の低下、という症状に結びついているという疑いが指摘されています。精製された白砂糖より悪いものという位置付けになります。
もう一つ良いお砂糖として言われているのが「甜菜糖」。
砂糖大根(ビーツ)から作られる薄茶色のお砂糖ですが、実はほんものの甜菜糖の色は白。
オリゴ糖とミネラル分が多く含まれ砂糖の中では白砂糖よりも良い位置付けですが、砂糖大根を煮詰めて作られた精製された薄茶色の甜菜糖はオリゴ糖もミネラル分も精製された時点でほとんど無くなっており、薄い茶色をしているのは煮詰めた時の焦げた、灰汁の色なんです。
更に三温糖や甜菜糖よりも避けた方が良いのは、新甘味料。
新甘味料は人工甘味料と天然甘味料があり、危険と言われている人工甘味料として代表的なのが、アスパルテーム、サッカリン、キシリトール、スクラロースなどです。
アスパルテームの成分の一つであるメチルアルコールは消化されるとホルムアルデヒドに変わります。アメリカではアスパルテームの被害サポートがあり、さまざまな健康被害が報告されています。
人工甘味料の長期的な過度の摂取の副作用は、癌、記憶障害、神経細胞の損傷、生殖障害、精神錯乱、脳障害、アルツハイマー、関節痛など。。。
これらの人工甘味料はカロリーが低く、甘さは白砂糖の数十倍あるため、最近は、カロリーゼロ、低糖質の食品や飲料等によく使われていますが、カロリーゼロという理由でダイエット清涼飲料水を飲むことは、白砂糖を原材料とする清涼飲料水を飲むことより体に良くないことになるかもしれません。まだまだ効能がはっきりとしないものなので、適量を取るように心がけましょう。
天然新甘味料のステビア、トレハロースが最近食品の原材料表示でよく見かけますが、ステビアは天然の甘味料ですが発癌性が疑われており、妊娠障害を起こす可能性があると言われています。
トレハロースは今のところ危険性が無いと言われていますが、安全性は明確には確認されておらず今後何かの副作用が見つかるかもしれません。こちらも低カロリーだからと過度に摂取するのではなく、ほどほどに摂取する方が好ましいでしょう。