なんでこんなに桜が好きなのか

今日(さっき開けてしまいましたが)3月24日は息子の22回目の誕生日でした。いぇーい!!おめでとー!! ハピバースデー!!と家族4人でお祝いランチしに行きましたが、もし今の世の中にVAD(補助人工心臓)が無かったら、、、、と思うと無事この日を迎えられて本当に感慨深い。



この時期私も日本人だなぁと思うけど、なぜか桜を観ると血が騒ぎます。大好きな桜が観たくてここ数日は空が灰色で桜の色が映えないとか、外に桜見に行きたいのに寒いとか言ってたり、近所の桜の木の様子を気にしているのですが。


今日は息子が「なんでそんなに桜桜って騒いで天気や空の色に文句言ってるんだ」
と苦言を吐いてきたので、


「コロナコロナ!!トイペトイペ!!マスクマスク!!とか言ってるんじゃ無いんだからいーじゃねーか!!好きなんだよ!!けっ!!」


と、なんでそんな事で苦言言われなあかんのじゃ!!と思いつつ、
「言われてみれぱ確かになんでこんなに桜に惹かれるんだろう?」と考えました。



そういえば若い頃は正直あんまり興味無かったです。花より団子。
子供を産んだあたりから感受性豊かに、親になった人のご多分に漏れず涙脆くなり、満開や散り始めの桜を観るとゾワっとして涙するほどになりました。


「こ、これは、、、、諸行無常 (万物はいつも流転し、変化・消滅がたえないこと) だ!!」




「1年のうちにとても短い期間だけ咲き、しかも散り際が一番美しいなんて、なんて切ないけど素敵な花(木)なんだ!!」





「全ての物はいつか消えて無くなるから美しい(価値がある)のだ!!ずっと続く美しさなど価値がないのだ!! プリザーブドフラワーなんて意味がないのだ!!そうなのだ!!」




なんて自分が老いていく事を受け入れる思考を無理やり作り、そんな持論を語ったりしていました(笑)めんどくさい人です。



しかし今日、息子からさっきの問いを受けて改めて考えてみたところ、解っちゃいました。他にも桜が好きな理由が。先に言っておきますが花見で宴会して飲んだくれて騒ぐのが楽しいからじゃありませんよ(笑)



それは息子が産まれた22年前、産婦人科の病院から息子を抱き退院した帰り道、車の中からみた満開の桜並木。




その3年後、初めての制服とリュックを背負って泣きながら並んでいた入園式。


その後も息子、娘の入園、入学、卒園、卒業。その時には大体いつも桜がそばにいたんです。新生活や出会い、別れ。そう言う想い出にいつも寄り添う桜の木。なんだか一緒にお祝いしてくれている様な、見守ってくれている桜の木。歳を取るごとにその経験が増えていくから、大人になると色々思い出して桜を観ると心に何かが響くんではないかと。




もちろん純粋に花自体が綺麗だし、一杯集まっている美しさもあるし、その下で美味しいものを食べたり飲んだり騒いだりできる事も桜の木を好きになる理由でもあるけどねっ!!普段あんまり考えない時はこっちが大きい。




と言うわけで、もう君には私の桜熱をどうこう言う事はできないぞ。息子よ。れっきとした理由があるからな。(笑)今年もまたひとつ、桜の思い出が増えました。



22歳のお誕生日おめでとう!!